マイナー通貨の特徴
マイナー通貨とは、世界的に見て取引量の少ない通貨と言う意味があります。取引量が少ないということは、その国の経済活動が小さいことを意味し、海外からの投資が少ないということになります。
言いかえれば、その国の通貨を世界は必要としていないという事になってしまいます。それとは逆に、海外旅行に行くときは、旅行先の通貨と米ドルを用意すると思いますが、これは米ドルが世界で価値がある通貨を意味していることになります。
必要以上に金利を高く設定していなければ必要とされない通貨があり、それらは、もし、金利が低くなれば誰もその通貨を買わないでしょう。
株で言えば発行株数の少ない新興株のようなもので、値動きが激しく、ある日突然、暴落や暴騰するリスクを持っています。これは流動性のリスクと言います。
それから、もう一つ重要になることがインフレリスクについてです。基本的に金利とインフレ率は同じと考えて良いと思います。お分かりのように、金利が高いマイナー通貨に共通しているのは、インフレ率が高いと言う事です。
インフレ率が高いと物価の上昇度にもつながるので、インフレ率を下げるためにその国の政府が金利を引き締めることが有り得ます。
もちろん実際にはインフレ率に反して為替レートが上昇する場合もありますが、この場合は為替差益と金利の両方の利益を得られるので、投資家のメリットは大きくなります。
ですが、逆に為替レートが下がる可能性も高い訳なので、ハイリスク、ハイリターンと考えても問題ないでしょう。
最後にボラティリティの問題があります。ボラティリティとは変動率の事ですが、基本的にマイナー通貨は変動率が場合が多いので、高いレバレッジで取引をしていると、証拠金の維持率によってロスカットの可能性が高くなってしまいます。
つまり、僅かな資金では、長期のポジションを取り続けられなくなります。ですから、メジャー通貨と呼ばれる通貨よりも低いレバレッジで取引する必要性があります。
マイナー通貨の高金利は確かに魅力ですが、リスクを管理しないと、高金利を遥かに上回る為替差損が出る可能性があるので、注意が必要です。